アクセントクロスの巾木が白だと目立つし、似たような色ならあるけど何か変。いい方法はないですか?
こんな悩みを解決します。
結論から言うと入巾木にするのがおすすめです。
なぜかというと、とてもすっきりしてアクセントクロスがより強調されるからです。
デメリットもありますので、詳しく説明していきます。
・入巾木とは?
・入巾木のメリットとデメリット
・我が家の入巾木
それでははじめていきます。
入巾木とは?
まず一般的によく使用される巾木(はばき)は出巾木と言います。
画像引用
https://www.renomama.jp/encyclo/items-ideas/detail_baseboard_20150211/
では出巾木と入巾木の違いは何かというと、壁から巾木が出ているか引っ込んでいるかの違いです。
画像引用
https://www.renomama.jp/encyclo/items-ideas/detail_baseboard_20150211/
巾木は、壁紙と床材の繋がりを隠すことと、壁紙と床材の傷や汚れを防ぐ役割があります。
入巾木も役割としては同じです。
▽出巾木の後悔しやすいポイントはこちらから
では次に入巾木のメリットとデメリットを解説していきます。
入巾木のメリットとデメリット
・浮いたようなデザインになり、すっきりする
・壁が強調される
・巾木にほこりがたまらない
浮いたようなデザインですっきりして壁が強調される
見た目のことですが、これが入巾木にする最大のメリットですね。
キッチンでも最近はフロートタイプが流行っていて、ものすごくすっきりと見える効果があります。
一部分だけを入巾木にすれば、より強調されていいアクセントとなります。
巾木にほこりがたまらない
巾木のほこり問題は、白い出巾木にした人のよくある後悔ポイントです。
ほこりがたまらないのと、掃除も非常にしやすいのは、かなりでかいメリットです。
・工程が複雑になる
・費用が高くなる可能性がある
・角があるので危険
工程が複雑になる
普通の出巾木はそのまま貼るだけなので、簡単な作業になります。
ですが入巾木の場合は壁を付け入巾木をつけて最後に壁をつける作業になるので、工程が複雑となり時間がかかってしまいます。
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https://www.renomama.jp/encyclo/items-ideas/detail_baseboard_20150211/
そして、この方法だと出巾木と比べて壁が1枚多くなるので部屋が少し狭くなってしまいます。
費用が高くなる可能性がある
壁を増やさない方法として、L字型のアングルを入れるという方法があります。
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こちらの方法だと壁は追加で必要ないのですが、やや工程が複雑になります。
そして、L字型のアングルの価格が普通の巾木より高くなるため、トータルの費用が高くなっしまいます。
角があるので危険
角があるため小さいお子さんがいる家庭には少し危険かもしれません。
そして角のクロスが傷んだり、はがれやすくなります。
我が家の入巾木
それでは我が家の入巾木を紹介していきます。
▽我が家ではモールテックスの壁のみ入巾木としました。
なぜここだけ入巾木にしたかというと、出巾木にしてしまうとせっかくのモールテックスが台無しになると思ったからです。
巾木なしにしてもよかったのですが、ボロボロになるのが心配だったので、入巾木を採用することになりました。
▽ちなみに巾木は床材と同じオークをカットして使用していただきました。
床と繋がっているようにも見えるので、とてもいい感じです。
▽モールテックスについてはこちらから。
▽通常の出巾木との境界です。さかいも違和感がなくきれいです。
▽角部分もきれい施工されています。
クロスではなくモールテックスなので、はがれの心配もありません。
▽ですがやはり角は尖っているので、こけて頭を打つなどすれば危険です。
▽こんな感じで掃除機も楽々入るので掃除も非常に楽です。
さいごに
いかがでしたか?
とてもすっきりとしているので、強調させたい部分にのみ使うのは全然ありだと思います。
私はモールテックスと入巾木の出来にとても満足しています!
ただしデメリットも多々あるので、ハウスメーカーや工務店の方によく相談して検討してみてください。
それではまた!
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