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5人家族には狭い?ギギ2TCをレビュー


こんにちは、マエです。
今までゼクーやロロを使用してきましたが、ギギシリーズはまったく使ったことがありませんでした。
キャンプ場でギギ2を見た時に「でかい。かっこいい。」と思っていました。
そんな中、ギギ2TCを格安で譲っていただけることになりました。
大人気のギギ1TCと比べて、評価が割れるギギ2TC。そんなギギ2TCを今回はレビューしていきます。


ギギ2TCをレビュー


下記項目でレビューしていきます。
- 設営
- TCでの変更点
- 跳ね上げアレンジ
- 幕内の広さ
設営
まず設営ですが、噂通り簡単です。
ゼクーやロロをたくさん建てた私からしたら、工程が少ないことがかなり楽に感じました。
最初の4隅のペグダウンもそこまで苦ではなく、あまり打ち直すことはありません。


斜めのビルディングテープがあればさらに楽になりそうですが、なくても特に問題なさそうです。



ロロの台形を作る方がかなり難しい。


強いて大変な箇所をあげると、TC幕で横幅7.5mあり、広げるのと、センターポールを入れる作業がポリの幕より重いので大変に感じました。


今までポリのテントしか建てたことがなかったので、すごいずっしりくる。
4隅をペグダウンすれば、メインポールを2本入れて、サイドポールを入れたら終了です。
ガイロープや跳ね上げを合わせても、1人で15〜20分、大人2人であれば10分程度で完成しました。
TCになってもギギ2の設営はやはり楽でした。
TCでの変更点
次にTCになってからの変更点について紹介していきます。
ゼインアーツのポリエステルの幕はしわがつきやすいので、TCになることで、まず見た目がかなり良く見えます。


TC幕の1番のメリットなんじゃないかくらい感動しています。
変更点の1つ目は、ジッパーがトリプルかつビスロンジッパーに変更となりました。




ビスロンジッパーですが、開けやすくていいのですが、開けやすいがゆえに、設営の時にもジーと勝手に開いてしまうことがあります。
まぁただトリプルスライダーになっていますし、冬に活躍するのは間違いなさそうです。
2つ目はトップキャップが追加されました。


2つのピーク部分には雨の影響を軽減するためにポリエステルのトップキャップがつきました。
幕を広げた状態で被せておかないと写真のような状態になり、後で被せるには面倒なので確認しておいたほうがよさそうです。


3つ目はスカートが追加となりました。


これで風や冷気、虫の侵入を防ぐことができます。
もちろんスカートはポリエステルなので乾きやすいです。
そしてギギ2といえば基本跳ね上げますが、このスカート部分から引っ張ることができるので、風でパタパタなりにくくなっています。


4つ目はポールの太さが32φに変更となりました。
私はロロとゲウを持っており、コズシリーズをよく使うので、この変更はすごく嬉しかったです。
跳ね上げアレンジ
ギギ2の魅力といえばやはりアレンジの多さにあると思います。
いくつか試したので紹介していきます。
まずは1つのパネルだけ開ける片側開き。


少人数で、跳ね上げが面倒な時やなるべく視界を遮りたいときに便利です。
身長174cmでも屈まずに出入りするこが可能です。


続いて、両側開き。


前側は跳ね上げて、後側はこのように両側開きにすると、風の抜けがかなり良くなります。
後ろにスペースがなかったり、後ろの跳ね上げは面倒だなというときに使えます。
そしてギギ1スタイル。


ギギ1でよく見るアレンジをギギ2でもやってみました。
低い方は120cm、高い方は240cmのポールを使用しています。
長いポール側から出入りすれば身長が高い方でも屈まなくていいので非常に楽です。


かっこいいですし、中央にポールがこないので幕内がかなり広く感じるアレンジです。
次は、ゲウスタイル。




ゲウの4隅を直接ペグダウンするスタイルをたまにやるのですが、同じようにやってみました。





これはいつ使うのだろう・・。
そして、1番よく見るアレンジ。


よく見るだけあって、やはりこのアレンジが1番かっこよくて使いやすいです。
ポールは170cmを使用しています。
出入りを楽にしたいなら240cmなどの高いポールがおすすめです。


これだけ高さがあれば出入りがかなり楽になります。


ただ風の影響を受けやすくなるのと、センターポールより高いので雨が中央に流れていきます。


160〜180cmが見た目や天候のことを考えるとちょうどよさそうです。
私は身長174cmなので、よく出入りする方は170cm以上は欲しいなぁと思いました。






160cmだと結構屈むのでしんどいです。
幕内の広さ
ギギ2は7.5×4mとかなり大型幕です。


10×10mのサイトでもガイロープを含めるとギリギリなので設営スペースは必要ですが、閉め切った場合だと居住スペースはかなり狭くなってしまいます。
両サイドはサブポールで広がっていますが、前後方向はかなり傾斜がついており、横からみると三角形となっています。


せっかくのTCだから閉め切ってお篭りしたいところですが、快適に過ごせる人数は2〜3名といったところだと思います。
閉め切った状態で前後方向にチェアを置くと後ろも通れないですし、後頭部がテントに当たってしまいます。


自ずと横方向にチェアを置くことになってしまいますが、ポールも地味に邪魔になってきます。


なので冬の家族でのお篭り幕としては結構使いにくいと思います。
広く使いたいならサバティカルのスカイパイロットが良さそうですね。
ただお座敷スタイルであれば、傾斜もそこまで気にならないのでは?と思ったので、今年の冬に試してみます。


もちろんですが跳ね上げすることが前提であれば、居住スペースは広く、かなり使い勝手はいいです。


TCなので、春〜秋にかけてタープように宴会幕としても使えますし、片側だけ跳ね上げれば5人家族でも真冬以外であれば快適に過ごすことができます。
なので完全に閉め切ることもある場合なら2〜3人向け、跳ね上げ前提ならインナーテントを含めても5人でも過ごせる広さとなっています。
ちなみに今後4家族での宴会幕に使用する予定なので、また使用後に追記します。
さいごに


いかがでしたか?
4〜5人家族でも閉め切ると狭くなるということを割り切って買うのであれば、後悔はほぼない幕だと思います。
跳ね上げた姿はもちろんかっこよく、設営がものすごく楽で大人数でも使える、かなり満足度の高い幕です。


TCなので、ロロやギリア、ゲウとの使い分けができるので、我が家でも出番が結構ありそうです。




まだあまり使えていないので、どんどん使って使い心地を追記したいと思います。
今ならamazonのセールで約5万円で買えちゃいます。これは安い!





それではまた!