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[レビュー]ゼインアーツのロロを設営して感じた良し悪し
こんにちは、マエです。
我が家ではロロやゼクーをテントとして使用しており、家族のみの場合はタープいらずのロロを使用することが多くなっています。
今回はゼインアーツのロロを設営して感じた良かった点と悪かった点を紹介していきます。
ロロの購入を検討している方の参考になれば幸いです。
ゼインアーツ ロロを設営して感じた良かった点
まずは良かったところは全部で4つありました。
- 圧倒的かっこよさ
- 幕内の広さ
- 設営しやすさ
- テープポケットの存在
良かった① 圧倒的かっこよさ
もうこれは言うまでもありませんが、やはり設営して改めて目の当たりにすると本当にかっこいいと思いました。
かっこよさで言うとゼクーのほうが・・・とずーっと思っていましたが、ゼクーにはない良さがロロにはありました。
それは見る角度によって異なった姿に見えるところです。
後ろから見るとワンポールテント。
前から見るとトンネル型のテント。
横から見るとヤドカリみたいな形に。
全部で閉めると、要塞・・いや荒船山。
私的には、前方斜め45度くらいの角度から見るロロが特にお気に入りです。
良かった② 幕内の広さ
幕内の広さは図面の数値以上に広く感じることができました。
これは入り口(180㎝)からセンターポールの285㎝まで次第に高くなっていく造りと、メッシュ窓による開放感からそう感じることができたのだと思います。
ただ身長174㎝の旦那で入口がギリギリだったので、巻き上げると180㎝もないのかも。
さらに入口のフレームを外側に傾斜させるいることが広く感じる要因となっており、フルに床面積を使うことができて、デッドスペースがなくなると小杉さんはおっしゃっていました。
視覚的にも体感的にも数値以上に広く感じることができ、やはり素晴らしいテントです。
ゼクーLをツールームにした際にモンベルのフォールディングテーブルを置くと手前にゴミ箱を置くスペースくらいしかありませんでした。
しかし、ロロではさらに100㎝程度のスペースがあり、もう1つテーブルを置くことすら可能です。
さらにテーブルと椅子を置いても、椅子の後ろにはクーラーボックスなどの荷物を置けるスペースもありました。
テーブルをもう少しどちらかに寄せて、片方は荷物を置きにするとかでも良さそうです。
まさしく4,5人のファミリーキャンプには間違いない広さでした。
良かった③ 設営しやすさ
ロロはゼクーのようなエクステーションフレームではなく、自分で少し曲げながらセットするフレームを使用します。
私はこのようなフレームは力加減が難しく、折れないか心配で設営は少し時間がかかるだろうと思っていました。
しかし1人でも簡単にフレームをするすると通すことができたのと、たいした力をかけなくてもピンにフレームをさすことができました。
センターポールで生地が持ち上がっているので本当にやりやすい!これなら1人でも余裕!
友人のアルニカの設営を手伝ったことがありますが、正直比べようがないくらいロロのほうが楽に感じました。
ただガイロープも合わせると、全部で22カ所ペグダウンしないといけないので、そこには時間と体力を奪われてしまいます。
ですが、ゼクーも18カ所あるので、1人で設営が可能であれば私的には問題なしです。
ちなみにかなり大きい幕なので、キレイに畳むのが地味に大変でしたが、この畳み方をすればキレイに畳むことができました。
良かった④ テープポケットの存在
ロロで非常に嬉しかったのはテープポケットがあったことでした。
おそらく1ヶ所のみですが、幕内からみて入口左側の火気厳禁の注意書きのところについていました。
ツールームでの使う仕様なので入口にビルディングテープがあっては邪魔になりますし、これは非常に嬉しいポイントです。
実際にいれてみるとすっぽり収まりました。
良かった⑤ 寝具の搬入のしやすさ
側面後方部はガバッと開けておくことができます。
そしてここがインナーテントの側面と繋がるので、ここから寝具の搬入をすることができました。
正面から入ってインナーテントに入って荷物を置いてって結構面倒ですよね。
これのおかげで、寝具の準備や片付けがかなり楽でした。
また5月に使用しましたが、ここを解放しておけば風が入ってきて、かなり幕内が涼しくなります。
ゼインアーツ ロロを設営して感じた悪かった点
次に悪かったところは全部で2つありました。
- 最初の4ヶ所のペグダウン
- インナーテントの広さ
悪かった① 最初の4ヶ所のペグダウン
設営自体は1人で全く問題ありませんが、最初の4ヶ所のペグダウン位置が地味に難しかったです。
なぜかというと、ロロの最初のペグダウンしてできる形が四角形ではなく台形だからです。
実際に計ってみたので間違いはないはずです。
四角形ですら地味に難しいのに、台形となると難易度はさらに増しますよね。
実際に建ててみましたが、入り口部分が閉まりにくかったり、フックが緩い箇所があったりとあまりキレイに張ることができませんでした。
ただ上手く張れなかった割にはテントのシワは目立ちませんでした。
ゼクーはピン張りしないとシワが目立ちますが、ロロは多少キレイに張れなくてもシワが目立ちにくいのかもしれません。
ただチャック部分が閉まりにくかったりすると破損の原因にもなるので、対策として最初のペグダウン位置がわかるような設営ガイドを今後作ってみたいと思います。
[追記]設営ガイド作成しました。このガイドのおかげでこちらの悩みは解消されました。
悪かった② インナーテントの広さ
前室が広いだけにインナーテントの広さが少し残念に感じました。
一見広くは感じますが、インフレーターマットやコットを置くような縦200㎝のスペースが横幅240㎝しかありませんでした。
我が家のクイックキャンプのインフレーターマットは縦幅が198㎝、横幅が65㎝なので、3つしか置くことができません。
ゼクーLのインナーテントでは問題なく4枚置くことができていたので、比較するとかなり狭く感じました。
ただ横に広がりがあるので、そこに荷物を置くこともできますし、TCテントルーファミリーと比べると広く感じました。
結果、寝室は大人だと3人。大人2人子供2人くらいであれば広々と問題なく使えそうです。
前室が大人4-5人でも過ごせるだけにここは少し残念でした。
まとめ
いかがでしたか?
設営してみて悪く感じた部分もありましたが、総合的にみればかなり素晴らしいテントでした。
寝室部分を削らなければ、あの広い前室は確保できなかったわけですしね。
「キャンプは日中が大事で寝るときはただ寝るだけなので」と小杉さんも言っていたように、これくらいのスペースでいいのかもしれません。
今後ロロの購入を検討されている方は、念の為、寝室スペースの狭さは頭に入れておいたほうが良さそうです。
ウータとも比較してみたのでぜひこちらもご覧ください!
それではまた!