室内ドアの種類と選び方[メリット・デメリット]

室内の扉ってどんな種類があって、我が家ではどれを選べばいいのかお悩みではないですか？

今回は室内の扉の種類と選び方について解説していきます。

室内ドアの種類

室内ドアは、大きく分けて3種類あります。

 それでは1つずつ説明していきます。

開き戸

まず開き戸です。

ですが、開き戸の中でも片開き戸と両開き戸の2種類あります。

片開き戸

1枚のドアを押すもしくは引いて、開閉します。

ドアを押すか引くことのなるので、その分のスペースが必要になってきます。

一般的によく用いられており、３種類の中ではもっとも価格が安いです。

メリット	デメリット
価格が安い 音漏れがしにくい(片引き戸と比べて) ドアを開く場所にもコンセントやスイッチを付けれる	ドアを開けたスペースにものを置けない 開けるのに動かないといけないこともある

両開き戸

「観音開き」とも言い、片開き戸の2枚バージョンです。

リビングのドアというより、押し入れなどの収納のドアとして使われることが多いです。

コンサートホールなどの大きい会場や施設など人の出入りが多い場所に使用されています。

引き戸

ドアを横にスライドさせて開閉を行い、4つほど種類があります。

片引き戸

1枚のドアを横にスライドさせて開閉します。

横にスライドさせるので、ドアが収まるスペースが必要となります。

メリット	デメリット
開けやすい ドアノブがないのですっきり	開けた時の収納スペースが必要 付けたい場所にコンセントやスイッチを設置できない可能性がある 価格が高い(片開き戸の約1.5倍) 音漏れがする

引き込み戸

ドアを横にスライドさせて開閉するまでは片引き戸と同じですが、ドアが壁の中に収納されるものを言います。

両側の壁を使えるのでスペースを確保しないでいいのですが、ほこりやごみが溜まりやすくなります。

引き違い戸

2枚以上のドアを行き違いに、横にスライドさせることで、開閉します。

行き違いにするので、ドアとドアとの間に隙間ができやすくなります。

部屋の仕切りや、収納部によく用いられています。

引き分け戸

2枚以上のドアを中央から左右にスライドさせて開閉します。

ドアを収納させる広いスペースが必要となります。

折れ戸

 さいごは折れ戸です。

折れ戸には3種類あります。

片折れ戸

1枚のドアが外側に折れることで開閉します。

ドアが折れることで、狭いスペースでも設置可能です。

メリット	デメリット
デッドスペースが最も少ない 狭い場所でも設置可能	怪我をする可能性が高い 価格が高い(片開き戸の約3倍) 開口部が狭くなる 開口部の掃除がしにくい

両折れ戸

2枚のドアが中心からそれぞれ左右にむかって、外側に折れることで開閉します。

クローゼットでよく使用されています。

中折れ戸

1枚のドアが内側に折れることで開閉します。

内側に折れることで、中にはドアを収納するスペースが必要ですが、外側のスペースが確保できます。

室内ドアの選び方

次に状況や場所によって、どのドアが適しているか、室内ドアの選び方について解説していきます。

まとめ

室内ドアの選び方は、各ドアのメリットを活かして使い分けると価格も抑えられていいですね。

たとえば1階トイレはお客さんも使用するので、音漏れがしにくい開き戸にしたほうが安心ですよね。

こんな感じで場所と状況に応じて、各ドアのメリットを活かした選び方をしてみてください！